あいまいな終わり方のほうが、きれいな終わり方よりも長引く理由
たとえつらくても、はっきりと終わった関係のほうが、早く整理がつきやすいものです。あいまいなサインのまま終わった、きちんとした説明がなかった、「いつかまたね」が残った、というケースのほうが長引きます。心は、まだ開いたままの疑問を考え続けるからです。
見落とされがちな「自分らしさ」の部分
その関係が、自分をどう見るかの大きな部分をつくっていたとします。日々の習慣、人づきあい、選ばれているという感覚などです。その場合、残っている思いの一部は、その人が恋しいというより、そのアイデンティティを失ったことへの思いかもしれません。
記念日やきっかけで、思い出がよみがえる理由
特定の日付、曲、場所は、偶然ではありません。実際の記憶と結びついているのです。何かのきっかけで急に元恋人のことを考えたとしても、連絡をとるべきかどうかについて何かが変わった、という意味ではありません。
思いが薄れていくこと、続いてしまうことの違い
SNSをチェックする、「もしも」の場面を何度も再生する、扉を心のなかで開けたままにしておく。これらはどれもループを養ってしまいます。一方で、答えが出なくても、まだ片づいていない疑問に具体的に名前をつけて声に出してみると、その思いは小さくなっていきやすいものです。
意味のある関係のあとに、ある程度の痛みが残るのは自然なことで、無理に直す必要はありません。ただ、それが長く続いたり、強かったり、妥当と思える期間をとうに過ぎても生活に支障が出たりする場合は、セラピストが、その奥でまだ片づいていないものを見つける助けになります。
このうずきを大まかに理解することは助けになります。そのうえで、終わり方についてあなたがいまも抱えている「たったひとつの答えの出ていない疑問」に名前をつけてみることが、より難しく、より役に立つ一歩です。 OLENRIで、その疑問に名前をつける