怒りを抑え込むことと、扱うことは違う
怒りを表に出さずに押し下げても、消えてなくなるわけではありません。あとからイライラや体のこわばり、ささいなことへの過剰な反応として現れやすく、最初の場面で怒るよりも大きなダメージになることもよくあります。
怒りの下で守っているもの、伝えているもの
怒りの下には、傷つき、恐れ、軽く扱われた感じ、わかってもらえない思いなど、別の感情が隠れていることがよくあります。怒りだけに反応して、その下にあるものに向き合わないと、怒りが収まったあとも本当の問題は解決されないままです。
最初の90秒が、そのあとの1時間より大切な理由
怒りによる最初の体の反応は短く、怒りが原因の衝突でのダメージの多くは、気持ちが落ち着く前のこの短い時間に起こります。そこで少し間を置くほうが、そのあとにどんな言葉をかけるよりも結果を変えてくれます。
怒りを「伝える」ことと、「ぶつける」ことの違い
上手に怒りを伝えるとは、何があって、それが自分にどう影響したのかを述べること。ぶつけるとは、相手を責めたり人格を攻撃したり、関係のない過去の不満を持ち出したりすることです。同じ気持ちでも、伝え方しだいで、状況が解決にも悪化にも向かいます。
怒りがたびたび人間関係や仕事、安全を損なうほど激しくなる場合や、いったん始まると自分では止められないと感じる場合は、怒りや感情調整を専門とするセラピストと一緒に取り組むことをおすすめします。
ここで紹介した一般的な方法は、多くの場面で役立ちます。ただ、あなたの怒りが何をきっかけに生まれ、何を守ろうとしているのかは、もっと個人的なものです。どんな場面にも同じアドバイスを当てはめるのではなく、OLENRIでその部分をたどってみませんか。 仕組みを見る →