混乱は、たいてい三つが重なり合っています
状況が混乱して感じるとき、それはきれいに一つの問題であることはまれです。事実、その事実についての思い込み、その思い込みに対する感情が一度に押し寄せて、一枚の壁のように感じられます。「返信が来ない」は事実です。「きっと怒らせてしまった」は思い込みです。そのあとに続く不安は、確認されたことではなく、思い込みに反応した感情です。
事実・思い込み・感情を分ける
状況を三つの短い列に書き出してみましょう。実際にわかっていること、推測していること、それに対して感じていることです。推測を事実のように扱わず、推測として名前をつけるだけで、混乱の三分の一ほどは軽くなることが多いものです。本当の状況に混乱しているのではなく、まだ手にしていない情報の代わりに思い込みが居座っていることが、混乱の正体であることがほとんどです。
状況を、ひと言のシンプルな文にする
三つの列ができたら、事実だけを、何も知らない人に説明するつもりで、声に出すか書くかして一文にまとめてみてください。「上司からあいまいなフィードバックをもらい、その後の面談はまだ決まっていない」。頭の中で渦巻いていた考えより、ずっと向き合いやすい文になるはずです。飾らない言葉にすると、霧の多くが状況ではなく解釈でできていたことに気づけます。
クリアになることは、最終的な答えではなく、第一歩です
何が起きているかがはっきりしても、すぐにどうすればいいかがわかるとは限りません。けれど、事実と推測と不安がぼやけて混ざったものではなく、本当の状況に向き合えるようになります。それだけで、堂々巡りをやめて動き出すには十分なことが多く、次の決断に時間がかかっても大丈夫です。
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