反すうは問題解決のように感じられて、実はそうではありません
会話や失敗を頭の中で再生していると、何かを整理しているような、前に進んでいるような気がします。けれど10回目の再生が1回目と比べて何も新しい情報を含んでいないなら、それは分析ではありません。繰り返しを進歩と取り違えている、堂々巡りです。
考えが繰り返し続けてしまう理由
反すうは、未完了に思えること、理不尽に感じることのまわりで続きやすくなります。後味の悪いまま終わった会話や、取り消せない決断など。心は「未解決」を戻ってくる理由だと受け取り、戻っても何も変わらないのに、何度も立ち返ってしまうのです。
反すうしやすいのはどんな人?
反すうは、誰にでも同じように起こるわけではありません。特に、完璧主義の人、解決していないひとつの対立を繰り返し思い返している人、心配性の人や疲れ切った頑張り屋さんなど、すでに高い警戒状態で動いている人に多く見られます。共通しているのは考えの中身ではなく、「未完了」を危険と受け取りやすい心の状態です。そのため、頭の中で再生することが、実際以上に急ぎのことに感じられてしまいます。
反すうと本当の振り返りを見分ける簡単な方法
次の三つの問いが、二つを分けるヒントになります。今回の一巡で、何か新しい情報は得られたか。書き出したら、この先何かが変わるか。今ここでやめようと思えば、やめられるか。三つともノーなら、どれだけ有意義に感じられても、振り返りではなく反すうである可能性が高いでしょう。
反すうする考えが絶えず続く、眠れなくなる、あるいは不釣り合いに強い自責の念が中心になっている場合は、カウンセラーなどの専門家に相談してみてください。慢性的な反すうは、単なる考え方のクセではなく、不安やうつとも関連があるとされています。
同じ考えが何日もぐるぐる回っていて、それが何を指し示しているのか本当に突き止めたいなら、OLENRI がお手伝いします。あと50回繰り返す代わりに、一度じっくり向き合ってみませんか。 使い方を見る →