やることの量と、圧倒される度合いが比例しない理由
同じ量の仕事を抱えていても、どれだけを書き出していて、どれだけを記憶で抱えているかによって、感じる圧倒され方はまったく違います。追いかけ続ける心の負担は、実際にやることの負担より大きいことがよくあります。
頭が裏でずっと続けている「計算」
心が抱えている未完了のタスクは、いま意識していなくても、それぞれ小さな注意を常に取っていきます。だから、頭のなかの長いリストがあるだけで、まだ何もしていないのに疲れてしまうのです。
やることリストを大きくすると、かえって悪化することも
順序なしにすべてを書き出しただけのリストは、圧倒される気持ちを減らすどころか増やすことがあります。すべての項目が目に入り、等しく注意を求めてくるからです。助けになるのは、急ぎのものと、ただそこにあるだけのものを分けることです。
山をいちばん早く小さくする、ひとつの問い
「このうち一つについて、次にやる具体的な行動は何だろう」と問いかけると、抽象的で圧倒的な山が、一つの具体的な一歩になります。圧倒される原因は、山全体ではなく、どの一つにもどこから手をつけていいかわからないことであることが多いのです。
圧倒される感覚がずっと続く、眠れない・集中できないといった状態を伴う、何週間も楽にならない場合は、セラピストに相談してみる価値があります。単に忙しい時期というだけでなく、不安やバーンアウトと重なっていることもあります。
一般的な解決策は、何を減らすかを知ることです。むずかしいのは、減らせるくらいに自分のリストをはっきり見ること。一人で眺めるより、OLENRIのようなものを使って声に出すほうが、たいてい進めやすくなります。 仕組みを見る →