プロテスト行動

プロテスト行動:不安型の愛着が、脅かされたと感じたときにすること

プロテスト行動とは、つながりが危うくなったと感じたときに愛着システムが起こす反応のこと。防ごうとしていることを、かえって招いてしまうことも少なくありません。実際にどんな形で現れるのかを紹介します。

プロテスト行動とは、つながりが離れていくと感じたとき、多くは無意識のうちに、それを取り戻そうとしてとる一連の行動のことです。たとえば、過剰に連絡する、反応を試すために引きこもる、点数をつけるように数え上げる、「大切にされていないのでは」という恐れと向き合う代わりにけんかを仕掛ける、などがあります。相手をさらに遠ざけてしまうことが多く、最初の恐れを裏づける結果になるため、たいていはうまくいきません。

実際の姿とは、なかなか似ていない理由

プロテスト行動は、その奥にある本当の気持ち、つまりつながりを失う恐れとしてではなく、怒りや冷たさ、わざとらしい波風として表に出ることがよくあります。そのため、本当に伝えようとしていることを、二人とも見落としてしまいがちです。

よくある形

返信がないときに何度も連絡する、心配してもらうために黙って距離を置く、関係のない衝突の最中に過去の不満を持ち出す、わざと距離をつくってパートナーの気持ちを試す。どれも、同じ根っこのサインの、見覚えのある形です。

うまくいきにくい理由

「お願い、行かないで」という気持ちから出た行動も、相手には「重すぎる」「私を罰している」と映ることがあります。すると、プロテスト行動が防ごうとしていたはずの距離を取る反応を、まさに引き起こしてしまいます。

プロテストの代わりに、うまくいくこと

「最近距離を感じていて、二人の間に何かあったのかなと不安なんだ」というように、恐れを直接言葉にするほうが、どんな遠回しなサインよりも、きちんと届きやすくなります。口に出すのは、ずっとむき出しに感じられるとしてもです。

プロテスト行動は、愛着における自然な反応であり、性格の欠点ではありません。幼い頃に、養育者との近さを保つための方法として備わったものです。その瞬間に気づくことで、古い台本を自動的になぞる代わりに、別の反応を選べるようになります。

このパターンを大まかに知ることにも意味があります。そのうえで、直近に自分がとったプロテスト行動に名前をつけてみること。その奥にある恐れはまだ見なくて構いません。行動そのものを見つめることが、より難しく、より役に立つ一歩です。 OLENRIで、その行動に名前をつけてみる