もう一度のチャンス

もう一度チャンスをあげるべき?

相手が変わったと信じたい気持ちと、そう信じる確かな理由があることは、別のことです。

パートナーでも友人でも家族でも、信頼を裏切った人にもう一度チャンスをあげるかどうかは、単純にひとつの決断というわけではありません。以前の関係が恋しいから、あるいは断ることに気が引けるからではなく、裏切りの原因が本当に変わったかどうかに賭けるということなのです。

謝罪と、実際の変化を切り分ける

心からの謝罪は大切ですが、それは出発点であって証拠ではありません。変化は、時間をかけた行動の具体的で確かめられる違いとして現れます。見つかった直後の反省の言葉だけではありません。いまあるのが言葉だけなら、本当に変わったかどうかを判断するのは、まだ早いでしょう。

断ったらどうなるか、自分に聞いてみる

もう一度チャンスをあげたくなる気持ちが、じつは断ることの意味、つまり関係を失うこと、気まずさ、「相手を見捨てる」罪悪感に引っ張られていることがあります。そうしたプレッシャーと、状況そのものの良し悪しを切り分けましょう。断る居心地の悪さを避けるために下した決断は、あとからもっと厳しい状況で見直すことになりがちです。

曖昧ではなく、具体的な条件を決める

「様子を見る」は条件ではなく、いま決めずにあとで決めるための言い回しです。実際に機能する条件とは、やめるべき具体的な行動や、守るべき境界線を、期間を決めて確かめられる形で示すことです。そうすれば、二度目のチャンスがうまくいっているのかを、迷わずに判断できます。

一度だけチャンスをあげて、永遠を約束しなくていい

もう一度チャンスをあげることは、すぐにすべてを無防備に信じ直すことでも、このあとも無制限にチャンスをあげ続けることでもありません。慎重に信頼を預け、しっかり見守り、今回が本当に「試される」機会であって、終わりのない連続の一回目ではないと、自分にも相手にも正直に伝えて大丈夫です。

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