関係の中にいると、なかなか気づきにくい理由
ひとつひとつの場面は、「今回は事情が違うから」と説明がつけられてしまいます。だからこそ、ダブルスタンダードというパターンは、一歩引いて複数の場面を並べて見ないと気づきにくいのです。直近の出来事だけを見ていては、見えてきません。
個々の言い訳を突き抜けて見えてくる確かめ方
頭の中で立場を入れ替えてみましょう。あなたが責められていることを、もしパートナーがまったく同じようにしたら、同じ基準を当てはめるでしょうか。正直な答えが「いいえ」なら、それが不公平のサインです。今回の出来事がどう説明されていても同じです。
ごく妥当なルールの中にも、ダブルスタンダードが隠れていることがあります
たとえば、旅行中に連絡を入れるといったルール自体は、もっともなものかもしれません。それでも一方にだけ求められているなら、それはダブルスタンダードです。問題はルールそのものではなく、その不均衡なのです。
やり返し合いにならないように伝えるには
「平等に扱って」と罰のように要求するよりも、「このルールは私にだけ当てはまっているように感じる」と具体的なパターンを言葉にするほうが伝わりやすいものです。そうすれば、話が点数の付け合いではなく、公平さについての話になります。
行動の違いがすべてダブルスタンダードというわけではありません。人にはそれぞれ必要なものも、これまでの背景もあります。本当のサインは、「私がそう言ったから」としか説明できず、立場を逆にしたら通らないようなルールです。
パターンを一般的に知っておくことは役に立ちます。ただ、自分にだけ当てはまっているように思えるルールをひとつ言葉にしてみることは、より難しく、より役に立つことです。 OLENRIでそのルールを言葉にする