毒は、いつも派手とは限らない
毒になる関係というと、激しくて、どう見ても悪いものを思い浮かべがちです。けれど実際は、もっと静かな仕組みで動いていることが多くあります。冗談を装ったさりげない見下し、自分から謝ることがいつもない関係、ケンカのあとにしか愛情が示されないこと、など。劇的な出来事がないからといって、そのパターンが存在しないわけではありません。
気にかけてほしいサイン
ほかの人にあなたのことを話すときと、実際の接し方との間に、一貫したズレがないか。あなたのニーズがいつも「大げさ」と扱われていないか。関係が続くほど、安心するどころか、不安が増して自分が小さくなっていないか。ひどい一週間が一度あっただけではパターンとは言えませんが、何週間にもわたって同じかたちが繰り返されているなら、それはたいていパターンです。
目にしていることを、小さく見積もってしまう理由
気づいたことを小さく見積もるのは、よくあることです。「あの人はただ疲れているだけ」「私が敏感すぎるだけ」「ほかの人の大変さに比べたらまだマシ」と説明してしまう。小さく見積もるのは、パターンをはっきり認めたら次に何をしなければならないのか、という、いっそう重い問いを避ける方法であることも多いのです。
大きな理由がなくても、真剣に受け止めていい
自分の違和感を真剣に受け止めるのに、大惨事の証拠は要りません。あるパターンのせいで、自分への気持ちが悪くなる状態が続くなら、それだけで気にかける正当な理由です。自分の気持ちを大切にするために、疑いようのない大きな出来事がひとつ起きるのを待つ必要はありません。
身の危険を感じたり、行動を管理されたり、脅されたりしている場合は、セルフヘルプのガイドでは対応しきれません。その点については、お住まいの地域のDV相談窓口やカウンセラーにご相談ください。
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