謙虚であることとは違う理由
自己肯定感の低さは謙虚さではありません。謙虚さは、自分の能力を正確に、落ち着いて評価することです。一方、自己肯定感が低いと、証拠そのものをゆがめてしまいます。成果は「たまたま」と片づけ、失敗は自分に根本的な欠陥がある証拠のように受け取ってしまうのです。
その思い込みが、たいていどこで形づくられるか
多くは幼少期に、条件つきの承認から生まれます。成績や行い、あるいは都合のいい子でいることに応じて与えられるように見えた愛情や関心です。その経験が、子どもに「価値は、もともと備わっているものではなく、稼ぎ取るものだ」と教えてしまいます。
表面的な肯定の言葉が、なかなか定着しにくい理由
前向きな言葉を自分に言い聞かせても、低い自己肯定感の思い込みにはね返されがちです。その思い込みは事実ではなくフィルターとして働き、反する証拠を自分に合うように解釈し直してしまうからです。思い込み自体を、言い負かすのではなく見つめ直さない限り、変わりにくいのです。
実際に変化が始まるきっかけ
自己肯定感は、具体的で事実に基づいた反証を、時間をかけて集めていくと動き始めます。漠然とした励ましではなく、思い込みでは簡単に説明しきれない具体的な出来事です。同時に、他人からも自分自身からも、何を受け入れるかを少しずつ変えていくことが大切です。
自己肯定感の低さに、ずっと続く絶望感や、根本的に愛されない人間だという感覚、自分を傷つけたいという考えが伴う場合は、ひとりで抱え込まず、メンタルヘルスの専門家に直接相談することをおすすめします。
ここまでの内容だけでは、あなた自身の自己肯定感の低さがどこから始まったのか、今、自分についてのどの思い込みがいちばん苦しめているのかまではわかりません。それはひとりで向き合うには難しい問いで、OLENRIは、そのたどり直しをお手伝いするために作られています。 仕組みを見る →